キャッツ

Cats

捨て猫ヴィクトリアが出会ったのは個性豊かな猫たち。彼らが歌って踊るのは「ジェリクルキャット」に選ばれるためだった。

キャッツ

Cats

あの『CATS』舞台の映画化!しかし映像が酷いじゃあないか。予告で批判殺到した猫ビジュアル、その結果の完成形を目の当たりにすると、やっぱりどうしても……裸に見える。猫のように振る舞う時点はいいけど人間らしい動きをするとどうにも恥ずかしくて正視に耐えない。服を脱ぎ捨てる時とか二匹で絡む時とかM字開脚で座った時だとか。どうにかならなかったのか。歌はやっぱり本家に忠実、お気に入りのラム・タム・タガーがちゃんと歌うまだったので満足。本家の舞台版はお祭り騒ぎだけど今作は白猫ヴィクトリアを主人公に視点絞って展開していく感じ。舞台との差別化がよく分からないくらいガッツリとミュージカルだった。吹き替え版があったとは考えても無かったけど一応聞いてみたらちょっと……ううん。ストーリーをまともに見たのは初めてだったので『CATS』ってそういう話だったのか〜と改めて知れたのは良い。いまだに「天上」って一体何なのか謎で末恐ろしい。グリザベラはちゃんと幸せになれたのだろうか……。とにかく、映像が気になった。
2020-10-01