ジョーカーと別れて後ろ盾が無くなったピエロ女、各所から命を狙われるのでノリと可愛さで取引をして人探しを請け負う。
ハーレイ・クインスピンオフ来た!!プロップス爆上がりなニューヒロイン、ここでDC今度こそ巻き返しか!?だがしかし、やっぱり微妙なのは何故なんだ。スースク同様こんなにも面白そうな要素てんこ盛りなのにどうしてこう微妙になってしまうんだ。 前作でジョーカーとラブラブなのが割と苦痛だったけど今回は破局後の設定なのでその分のモヤりは無くなったけど、それはそれで破局までの流れがごっそり省かれていたので以前の壮大な絡みは何だったのか感もあり。そしてハーレイ主役となるとノリが全面に押し出されるのは予想出来るけど、それにしてはテンポが悪くてムズムズする。特にアクション、イケイケの音楽流すならもっとサクサク爽快にやってくれると楽しい。やたらに美しさ強調の身振り、そしてスロー再生、弱い敵……。監督は女性かな?と察してしまう。 女性監督と言えば近年の動向を捉えてか強い女性キャラが沢山出てきたけど、とは言え押しが強い。後半の主要6人、全員女性。流石にバランスがどうなんだ。逆に露骨で気になるもの。そしてクロスボウ・キラーの存在感、あれは必要なのか本当に謎、ポッと出て大したムーブメントも起こさないままぬるりと復讐を終えてふわりと味方枠になる。魅力を見出す前に痛いキャラが押されてただただ痛々しいだけの人物に。 特に恐ろしかったのは終盤で登場した唐突な異能。それまでメタヒューマン要素一切無しだったのに最後の最後で急なSF能力で興奮どころか萎えてしまう。監督は女性かな?後から調べたら女性だった。ハーレイは超可愛い。まだ完全に狂い切れず人間らしさが残っているだけリアルガチで友達いなさそうな痛々しさが胸に来る。DC、頑張れ……!