センター・オブ・ジ・アース

Journey to the Center of the Earth

地質学の先生と甥と山岳ガイドさんが火山の地底160kmに閉じ込められる。脱出口を探してたら古代生物と噴火が襲い来る。

センター・オブ・ジ・アース

Journey to the Center of the Earth

観た気でいたけど私が観てたのは2作目だった。改めて本家を視聴。主演がブレンダン・フレイザーだなんて知らなかった!!大好き。どファンタジーわちゃわちゃアドベンチャーものかと思ってたら割と地質学メインのお勉強になる話だった。へぇ~この成分はこういう性質があるのか~とかこの古代生物はこんな特徴があったのか~だとか学びが多い。どぎつい展開や演出も無いし、すこぶる教育に良い。地下へ行くまでの前振りがだいぶ丁寧だし、恐竜とか物騒なアトラクションが来るのも結構後半なのでそんなにドタバタアクションというわけでもない。どちらかというと現象や景色の映像美を楽しむもの。ジュール・ヴェルヌは『海底二万里』以外読んだことが無かったけど、こんなに熱い物語があるなら読もう……てこのセンターオブジアースそのものがヴェルヌの『地底旅行』なんかーい。作中で作者が神格化されてるのかな?気になる。それはさておきこの映画、ヒロインがひたすらにたくましくて賢くて好き。甥っ子も利口でハンデはあっても足手まとい要素は無く楽しく観れる。印象的なのは磁力で浮いてる石のゾーン!SFは沢山観て来たけどかなり新鮮なワクワクを味わえた突飛な発想。久々の感覚に自分でも驚いた、あのシーンは素晴らしい。ヴェルニアンになっちゃうわ。
2020-04-22