サンダーボルツ*

Thunderbolts*

退職前最後の仕事をしようとしたら他の殺し屋もろとも消されそうになる。協力して切り抜けたが、一緒に脱出した男が生物兵器だった。

サンダーボルツ*

Thunderbolts*

義務的にMCUは観に行く。ぶっちゃけもう気になるヒーローもいないしドラマも追えないので興味はほとんどないが、バッキーとフローレンス・ピュー(以下エレーナ)が出るなら観る。タスクマスターも見たい。

だがしかしタスクマスターは序盤で登場数分後に殺されてしまい呆気ない退場。あ〜〜そういう扱いかあ。好きだったんだけどなあ。退場済みのヒーローの戦闘スタイルとかもこのキャラを通して見れたのになあ〜。ブラックパンサー〜〜。
まあ予告出てから薄々予見はされてたけども。それにしても話が始まる前にいなくなってしまったのでしょんぼり。

それはさておきエレーナ、今回の髪型・髪色バチバチに好みでビジュアルが良い。金髪で目の下に青ラインは斬新だったけどあれはあれでアリだ。ちょっとハスキーでドスの効いた声、良い。
泣きながら弱音吐いてどストレート感情吐露するヒーローもトムホスパイダーマン以来かな。相手がお父さんなのも良い。

バッキーは相変わらずかっこいい。見るたびにマッチョになってる気がするけど俳優ってすごいもんだ。やっぱり前世代のヒーローって華があるよなあ。一回華優先で集めてくれないかなあ。それも前時代的ってなっちゃうかあ。

リストラされた殺し屋たちが研究基地で遭遇した謎の気弱な青年(年齢分からない)と一緒に脱出したら、その青年の正体は実験成功した新人類いわば生物兵器だった。このままでは世界とか色々危ないので、見知った青年を助けるためにも、個人的な恨みを晴らすためにも、主人公たちは黒幕の元雇用主を倒すため結託する。
しかし自身の能力を知った青年は調子に乗って暴走。やがて暗黒面が顔を出し、完全に青年を支配して世界を恐怖に陥れる。

X-MENみたいな世界観だった。異能を抱えた若者(?)が人の裏切りで不安定になって、世界を時代を人間を敵視して暴走する。
そこにプロフェッサーやウルヴァリンみたいな痛みを知る腐れ縁が歩み寄って対話とパワーで押さえ込む。今回はそのポジションがエレーナ。そんな流れ。

なんてったってラスボス戦がボスの精神世界である。人々はそこに閉じ込められて、自身のトラウマをループさせられる(地味にキツい)。エレーナは対話で解決を図り、最後はボス自身が分離した邪悪な自分を打ち倒す。

黒幕のプロデュースで金髪にイメチェン&金ピカ衣装を着せられたラスボスのダサさはどうしようかと思ったけど、最後の暗黒面ボスのビジュアルは好きだった。真っ黒で目だけ丸く白抜き。あれかっこよかった。ずっとあれで良い。ロン毛具合も最高。

新生アベンジャーズは〜……ん〜どうかなあ。今のところ好きなのがエレーナとバッキーの2名だけなんだ。初代が魅力ありすぎた、懐古厨にもなってしまう。単独作主役の集合なんだから当たり前ではあるけど。ファルコンはこれからどうするんだ。

エンディングはファンタスティック4の匂わせで締め。しかーしこれも予告ビジュアル見た感じでは果たしてどうだか……悪魔博士のファンだからそっちは見たいけども。久々のRDJカムバック。

とりあえずモルモットが生きてて嬉しかった。
2025-05-10