蔦屋書店にて発見。評価高めだったので観てみる。
開始30分くらい特に何も面白くなかったので「やべえ面白くないぞ大丈夫か」と思っていたらちゃんと暴力沙汰になって安心した。
考古学者チェンとインドの美人博士、その助手たちと共に洞窟で秘宝を見つけたら謎の盗掘団に襲われて事態が大事になっていく。この襲われるまでがのほほんとしていたので不安になっていた。
それからチェンの親友の息子がどさくさに紛れて秘宝を持ち出し、ドバイにてオークションに出品してしまう。チェンたちは金の力でどうにか競り落としたが、盗掘団は問答無用で奪い取ろうと襲いかかる。なんやかんやで実はインドの王族だった美人教授に盗掘団の企みを止めるよう依頼されたチェンは粉骨砕身戦うが、とっ捕まって逆に盗掘団に協力されるよう脅される……。
分かりやすくチェン版インディ・ジョーンズだし、なんならセリフで「インディ・ジョーンズみたい」って出てくる。中国・インド横断アドベンチャーだ。
それでもインディほど過激なトラップとか部族は特に無く、冒険が危険というより盗掘団がひたすら物騒という感じ。全体的に平和ではある。
チェンが戦える考古学者枠。もうこの時60とかのはずだけど唯一戦えるポジション(甥は弟子)としてめちゃめちゃ頼られる。既に格闘しているところに「教授!!」とヘルプを出され続ける。この忙しさが楽しい。
ラスボスも普通に強くてカッコいい。最終決戦はチェンがインドの武術で攻めていてイカす。インドリスペクトが楽しい回だった。
動物が結構登場するけどフルCGなので『WHO AM I?』みたいな緊張感は特に無い。当たり前っちゃ当たり前だけども。
敵を追うために奪った車の中にライオンがいたり、助手と甥がハイエナの巣に閉じ込められたり、狼の群れに囲まれたり(序盤)。かわいいもんだ。
インドとコラボだからかエンディングで大団円ダンス始まって盛大に笑った。というかラスボスと美人教授のインド組がキレキレで嬉しかった。遺伝子レベルで踊れるに違いない。
2024-05-27