チェン新作公開までに未見のやつをどんどん観る。ノーマークだったけど蔦屋書店にて発見。
おお、アメリカ映画だ。
うおお、ドリームワークスだ!!! 懐かしさにしんみり。ディズニーよりピクサー、ピクサーよりドリームワークスな子供であった。これは期待。
チェン版マスクマンで面白かった〜。(本当は『マスク』らしいけど小さい頃からマスクマンと呼んでいるのでもうマスクマンだ。ジム・キャリーのやつね。)
冴えない運転手だったチェンが特殊なタキシードを着ることでとんでもないスキルを手に入れる話。流石に人格までは変わらないけど。
ただ個人的にはバチバチにアクションするチェンを見てきたので、タキシードのファンタジーパワーでCGだのワイヤーだのでスーパーパワー! みたいなチェンはちょっと物足りない。このおじさん生身でもっと出来るだろう。
ドリームワークスみのあるファミリー向けなドタバタアクション、楽しい。
パッとしないタクシードライバーのチェンが豪快な走りっぷりを買われてとある富豪の運転手に。ところがある夜、何者かによって富豪の主人が襲撃され重傷を負ってしまう。チェンは主人から自分になり済ますよう頼まれ、主人はそのまま昏睡状態となる。
突然主人のフリをすることになったチェンは特殊なタキシードを発見し、着てみると様々なモードで驚異のスキルを手に入れられることに気が付く。デストロイモードで部屋中を破壊、ダンスモードで圧倒的ダンス、重力操作モードで壁や天井を歩行……などなど。
タキシード頼りで主人になりすまし、水資源の独占を狙う極悪企業の恐ろしい計画を阻止するため相棒の理系女子と奔走する。
どこか懐かしさを感じるエンタメアクションっぷり。パーティー潜入シーンが多かったりハニトラ展開があったり、そりゃあ楽しいわというシチュエーションが沢山。
まさかのジェームス・ブラウンのゲスト出演は驚いた。ゲロッパしか知らなかったけどゲロッパを披露してくれたので助かる。チェンが急遽ジェームス・ブラウンの代役をすることになった時の紹介「ソウルのラストエンペラー!」にだいぶ笑った。からのチェンにどハマりしたおバカ美女がチェンのパンツを脱がそうと襲いかかった時の「エンペラー!」連呼にめちゃめちゃ笑う。それはずるいよ。
相棒の理系女子が細すぎてアクションになるとハラハラした。頬こけるレベルはあかんで。胸を武器にしてたけどあの細さでは若干違和感あったな。ダイナマイトボディの人が武器にするもんでしょう。なんて突っ込んではいけない。
賑やかで楽しい話だったけどラスボスの死に様が悲惨でそこだけちょっと恐ろしい。女王アメンボを口の中に突っ込まれて毒で脱水症状、ミイラ化していく中で軍隊アメンボの大群が体内侵入。ぎょえー。
とりあえずこの映画でアメンボを英語でウォーターストライダーというのを知った。
あとチェンがダンス苦手なこと。ダンスシーンのために毎日筋トレより練習したエピソードは笑う。普通に踊れそうなイメージあるけどな。
2024-05-25