復活した魔術師三姉妹がかつて奪われた魔力を取り戻すため地球に侵略。高校生とその兄弟たちがマッチョなヒーローに変身して阻止する。
一応DCもちゃんと追うぞ。映画館には行かなかったけどレンタル始まってたので借りてくる。ぶっちゃけ一作目の内容を一ミリくらいしか覚えていなかったので序盤は割とついて行けなかった。それは自分が悪い。 いやマジで一ミリくらいの記憶だったので主人公に里子兄弟が沢山いたこと、その兄弟たちも変身できること、前回主人公がやらかしたこと何もかも忘れてた。前作は四年前か、流石に復習は必要でした。 とりあえず軽い気持ちで見たけど、コメディに徹していて全体的に明るい。今の大手ヒーロー映画、複雑か暗いかグロいかなので地味に新鮮。とはいえ終盤はしっかり地球滅亡の危機だったけど。 このシリーズ何とも言えないのは別に好きなキャラがいないことだ。好みの問題だが結構ぼんやり観てしまう。ノリが軽いし、ヒーローとしては独立してるからそんなに真剣に見なくて良い。家で観るといかんな。 ボケには余念が無いので笑いどころは沢山。変身して大人の見た目になった子供たちが揉めるので楽しい。しかし容姿丸ごと別人に変身するのでどれが誰だか全然ピンと来ない。似てる組み合わせならまだしも全く似てないやつもいる。難しい。 全年齢平和ヒーロー映画だから自分は物足りなく感じるのだろうか……。敵もとぼけたキャラだからそんなに危険度は感じない(しかもうち一人は味方枠)。そもそも主人公サイドが敵をナメているのでこちらも特にヒリヒリしない。結局自分は複雑で暗いヒーローものを期待してしまっているのかもしれない。 最後にワンダーウーマンも登場してシャザムもユニバースの一員。しかし実績あるとはいえジャスティス・リーグに入れるほどの強さか……? と思ったら案の定ジャスティス・リーグではない別の組織に勧誘されて完。世界観的には妥当じゃなかろうか。バットマンたちと合流しちゃったら家族の誰かは失いそうだし……この世界線は幸せであってほしい。