AIが自我を持った新兵器を支配するため、各国政府が二つの鍵を奪い合う。新兵器を殺すミッションのためイーサンが奔走する。
激おもろ映画〜〜!! 観た後小躍りするくらい楽しかった。3時間の映画観て3時間経ったと思わなかったのは初かもしれない。 このシリーズ4作目(ゴースト・プロトコル)から見始めて4作目が最高だと思ってるけど、4作目以降で一番面白いかもしれない。だってローグネイションもフォールアウトもほぼ記憶が無いんだもの。カヴィル兄さんとトイレファイトしたシーンが好きだったけどローグネイションじゃなくてフォールアウトの方だったし。そんなもんだ。これは記憶に残ると信じたい。 あとまたやったな予告映像、トムがどっちのサイドに付くか選んでなかったじゃない。あれ地味にカッコ良かったから見たかったんだけど。 ただやべえなと思ったのは1、2、3は観てないので(1と2の途中までは大昔観たはずだがマジで記憶無い)今回復活したジョージ・クルーニー似の男前が完全に知らない人だ。前2作は予習なしでも大丈夫だったから油断した。まあいいや。 前作でイチャイチャしてたのがレベッカ・ファーガソンの方か。その辺も忘れてたから「イーサン……!?」て呼ぶまで初対面の人かと思ってた。もう全然ダメだ。でも楽しい。 ヴァネッサ・カービィはめっちゃ好きなので続投嬉しい。前作で普通に好きだったけど、続けて観たワイルド・スピードのワイワイ回『スーパー・コ◯ボ』で大好きになった。キャラというかビジュアルというかアクションというか。どうせ化けるならちょっと違うメイクで雰囲気変わってもテンション上がったけど、あのマスクはメイク込みで作られるのか。ていうかマスク作るマシン壊れて一週間かかるって言ってなかったっけ。なんか見逃したか。 銭形警部ポジションの二人組も良いキャラしてる。マイケル・B・ジョーダン似の部下もイケている。次回はもっと活躍するかな。アジア枠の女子もいたけど派手髪・派手メイクは避けられないもんだな。 シンプルにステージが好き。砂漠、空港、ローマ、パーティー、列車、楽しい。 小ネタが面白い。替えの車起動したら手前のかっちょいいやつじゃなくて黄色い小っさい車が飛び出してきたときは「フハハ!」て笑ってしまった。続けてよく分からないボタン押してみたらワイパー動き始めてトムと女泥棒が静かに焦るのも笑った。横の方で更にデカめに笑う人がいたので目立たず済んだ。あとベンジーが自動運転に切り替えた後やっぱり不安になってるのも好き。ところで"それ"は自動運転は操作できないのかな。あれはオフラインなのか。あれちょっと待って、今回ベンジーオープンダダァ‼︎無くない? アクションも楽しい。 今回の主要キャラ・女泥棒が詰めの甘い不二子ちゃんで割と姫プなのが面白い。横からハンドル握ってバックでぶっ飛ばすトム様たまらない。足でまといってほどじゃないけど程よくトムをカバーに回らせる立ち位置、良いよね。もちろん『ナ◯ト&デイ』は好き。最後、約束守ってトムが飛び込んで来たとこで鍵より先にトムに駆け寄ったのは絆が生まれたのを感じてグッときた。取られたけどトムが取り返したからノーカンだ。本当優秀。 落ちていく列車の車両を次々移動していくのも楽しい。列車の上のファイトはチェンに出来たってことはトムにも出来たのかな。付き合わされる敵がちょっと不憫だけど。 あとは例のトム飛翔。降下中が露骨にCGらしからぬ画角だからガチってことなのか。セリフ言えるの凄いな。不思議なもんで無事なのは分かってるはずなのに飛んだ瞬間からトムに死んで欲しくなくて涙が滲んだ。いつかやらかしそうで怖いよな。昔はスゴーイ!だけで何とも思わなかったのに。お願いだから仕事で事故死だけは本当にやめてね……。 敵が人間でなくAIというのは現代らしい、ベンジー装って通信は強すぎる。対面した人間との会話しか信用出来ないっていうのは原点回帰した感じで良い。昔のサスペンスが面白いのは情報が制限されているからってのもあるし。デスノ◯トの展開は現代じゃ出来ないもの。 ぶっちゃけ冒頭はほぼ理解してなかったけど、あれは"それ"が潜水艦でなくても生きていけるようになったから支配されないように自爆したのか? 操ろうとしてるってことは、あの機械自体はまだ動くのかな。爆発したように見えたけど気のせいか。 今回がだいぶ楽しかったので次回のPart2どうするんだという感もある。これは心配ではなくワクワクだけど。だって敵味方ハッキリしたし、それぞれ潜水艦向かうだけだし。潜水艦位置の座標を巡って情報戦か。更に濃い新キャラくるか!? 楽しみ。 それにしてもやっぱり向こうは核爆弾をナメている気がする、肝に銘じてノーラン。