そういえば2作目までしか記憶が無かったのでご飯のお供に鑑賞。普通に面白かったけど小規模という印象。
ひとまずメンバーが新鮮。一作目の主人公おじさんと切羽詰まり夫婦(離婚済み)、有能な助手、そして有能な少年。
今回の舞台は2作目に続いて立ち入り禁止の孤島。でも前とは違う島。周囲を飛び回るレジャーで事故って少年と付き添い兄さんが消息を断つ。行方を探しに離婚した夫婦が博士を誘拐して違法着陸する。研究資金欲しさに博士の助手もついてくる。
ちょっと惜しいのは生き残るメンバーが分かりきっているところ。まず主人公と子供は絶対に死なない。子供の両親も絶対死んじゃダメだし。助手も主人公後継しそうな存在感と未来ある若者。しかも博士と喧嘩したりと"生き残って仲直り"フラグが立っている。絶対死なない。残るのは武器でヒャッハー騒ぐヘリの運送チーム、こちらは絶対に死ぬ。
生存と死亡のフラグがはっきりし過ぎて特にドキドキは無い。でも恐竜登場からあっという間に二人やられるスピーディーさは良かった。
演出は全体的に思ったより悲惨で子供向けか? と思ったけどR15だった。前二作って年齢制限あったっけ。死体を動かして誘導するプレデター戦法だったり、恐竜の腹の中から衛星電話の着メロを流したり、溺れかけるメンバーを翼竜が寄ってたかって食い始めたり、残酷な見せ方がなかなか素敵だった。
三作目だし目新しい恐竜はいなかったけど、今回はティラノサウルスより強い不気味ななんとかサウルスがメインだ。何かティラノと違う特徴があるのかと言われるとちょっと出てこないけど。ラプトルもラプトルで存在感があった。この時点で理性>野生が強調されている。なるほどここから『ジュラシック・ワ◯ルド』観たら繋がるね。
ジュラワと言えば有名な三匹ラプトルに囲まれるシーン、あれも今作で普通にやってたんだね。クリプラの偉業になるのか。
普通に楽しかったけど別に二回目は別に観なくてよしという感じか。
2022-09-01