廃テーマパークの掃除バイトで殺人マスコットをフルボッコするおじさん。
ストレス発散に怖そうなのを観る。導入のテーマパークCMといいマスコットのビジュアルといい、更には一晩の臨時バイトといい……我々はFNAFを思い出さずにはいられないけど多少は影響受けてるのかな。 前情報一切なしだったので主人公のおじさんがよくみたらニコラス・ケイジでびっくりした。どんな映画にも出る期間は終わってるはずだから良作かしらとドキドキ。 殺人マスコット(というよりロボット)が始動し始めてからが本番だった。ニコラス・ケイジが全くビビらず全く押されずロボットをボコボコにする。もう大丈夫そうでもトドメを刺すまでボコボコにする。挙句脊髄抜きでフィニッシュ、もうめちゃくちゃだ。時間を置いて次々襲いかかってくるけど一体一体確実に仕留めていく。特に余韻はなく、退治を終えたら掃除バイトを続ける。そしてタイマーが鳴ったら休憩する。この休憩時間にピンボールを無心で極めていくのがシュール。終盤はもうBGMに合わせてノリノリなので楽しい。よく聞いたらオリジナルの曲で笑う。(サビでテーマパークの名前を歌っている。)これがまたいかなる状況でも鳴ったら武器置いて戻っていくのがB級感溢れる小ボケで楽しい。 ニコラス・ケイジ単品ではなく途中から町の不良青少年も侵入する。彼らはテーマパークの秘密を知る者。この秘密が割と面白くて単純なストーリーで終わらない感じが新鮮だった。というかケイジが一言も喋らないクールガイなのでここで賑やかになってホッとした。 マスコットのデザインも可愛らしくて、個人的にはボスのウィリーが好き。いつ動くかとロックオンしてたらボスだったので出番は最後だった。唯一喋らないし、好みだ。あとは妖精さんも好き。これは単純に覆面崇拝の趣味があるからだと思う。 予想外で楽しかったけどまあ〜一回観れば……十分か……。R15はグロかと思ったらセクシーなシーンの方だった。