暗殺事件の犯人は悪に堕ちた義兄弟。迷っている間にテロや誘拐が勃発する。
そういえばこれが観たいがために前作と前々作観たんだった。アマプラに無かったのでTSUTAYAで借りてくる。 きゃー! 真田広之ー! ばりハンサム。若いし。映るたびにトキメキが止まりません。というか良い声。英語でも日本語でも。中国組織の話だったけど真田広之はちゃんと日本人設定でありがたい。流石や。合わせてチェンも日本語喋ってて驚いた。結構達者だし真田氏がレクチャーしたに違いない。流石や。悪役も堪らない。 というわけで真田広之目的でここまで追ったけど、大満足のかっこよさ。ついでに吹替えが内田夕夜でびっくり。私の好きな俳優の吹替え軒並みこの人か。そして完全に中国の人だと思ってたキャストが日本人でまた驚いた。(工藤夕貴)そういえばデ◯ノートに思いっきり出てたね。 コメディとアクションのバランスが相変わらずすばらすい。カンフー道場のくだりは絶対ムダだけど全シーンでボケないともう気が済まないというソウルを感じる。スーヤンとかイザベラとかこれまでの作品に出てきたキャラがちょいちょい現れて楽しい。コメディは延々面白いけどやっぱりやっぱりアクションが熱い。チェン主演のアクションはみんな良い。 真田広之も激アツ。チェンの日本刀vs真田広之の中国刀ファイトは大興奮。世界一かっこいい鞘の抜き方。そして刀の奪い方。この奪い方はマジで最高だけど何が起こったのか全然分からなくて三回巻き戻した。リモコンだと巻き戻ししにくいのでその後スマホでも三回再生した。全く説明できないけどあの刀を取るシーンがヤバすぎたのだ。ありがとうありがとう。最後までこのチェン兄弟の絆が残っていたのも素敵。クリス・タッカーとも心の兄弟に落ち着いて良い。 クリス・タッカーといえばセクハラが度を超えて今じゃ絶対ダメだろうなというシーンが多々あり。そんなに昔じゃないのになあと思ったけど15年前はもう昔ということになるのか? にしても最終戦で我らが真田広之に対して「玉取って妹にしちまえ」は笑った。どんな野次だ。 カンフーで雑魚を薙ぎ倒した後カンフー・パ◯ダのテーマ曲を歌ってて嬉しかった。あれ地味に神曲でサントラをダウンロードしてたもの。 登場キャラクターは今まで以上にぎゅうぎゅうに詰め込まれてたけど一様に魅力的だったからまあいいか。先ほどのカンフー道場のメンバーといいフランスの運転手といい、謎の暗殺者といいフランスのスパイといい……ポジションは薄いのにキャラ濃いメンツが多い多い。絶対省いていいところをガッツリボケに徹するから凄まじい。良いと思うよ私は。 恒例のエンディングNGシーン集も面白かったけどマイラブ真田広之も映っててなおトキメキが止まりません。素の状態もばりばりハンサム、今後も推したい。今回はシンプルに中国代表ジャッキー・チェンと日本代表アクロバティックサムライの共演というだけでただただ熱い。嬉しい。ありがたい。