バイオハザード ダムネーション

Resident Evil : Damnation

内戦勃発の国で政府が生物兵器を用いた弾圧を開始。休暇中のエージェントも拉致されて強制参加。

バイオハザード ダムネーション

Resident Evil : Damnation

評価が鬼ほど高かったので観ちゃう。ひょっとして前作があったりするのかなと思いつつ、まあ8までゲームを押さえていれば分からないことは無いでっしゃろと鑑賞。

レオン君主演じゃーん、この時点でワクワク。ハニガンもプラーガも出てくるしレオン君も把握してるから時系列的には4の後? 舞台は内戦が過熱する東スラブ、問題は政府がBOWを放ったこと。これバイオ・オーガニック・ウェポンの略だったのね。知らなかった。うっすらと化け物の総称と認識していた。オーガニックなんだね。

休暇中なのに緊急要請で単身様子見に来たレオン君、到着と同時に仕事がフイになったけど折角だから問題解決して帰ろうとするも早速反政府組織に拉致されて監禁。民間人に舐め腐られているところにゾンビ大発生、拘束状態で民間人守りつつ脱出……もう序盤からワクワク展開が止まらないテンポの良さ。

ていうか一点、本当にやらかしたのはそのテロ組織ポジの主要民間人の一人、クリスにそっくりで中盤までずっとクリスだと思って観てた。「ふふふ、まだお互い正体に気づかないのかい……」とニヤニヤしてたら全然関係ない人でした。だって「バディ」としか呼ばれてないし時系列的に6の前だし……。勿体無いことしたけどまあより楽しい気持ちで見られたので良し。ごめんクリス。そしてレオンといえばエイダとばかりに出演してたけど今回は直球にセクシーなやりとりをしていて大盛り上がりでした。私が。やっぱりここは最強よ。

話は本編に食い込まないのでエンタメスピンオフとして面白かった。アクションもちゃんとしてたし。今回のオリジナル要素(?)としてはBOWと人間の間に主従関係が開発されていた! 何かプラーガ素的なものを入れたら化け物を操れるらしい。その代わりやっぱり体内を蝕まれて最終的には死んでしまうらしい。それを準主役クリス似青年が装備してしまい捨て身の政府転覆作戦を狙う。それをレオンが阻止するため乗り出す。そんな感じの話。
終盤リッカー軍団を率いてタイラントを相手取る絵面は圧倒的だった。だんだんリッカーが可愛く見えてくる不思議。

見せ方はフルCGなだけあってアクションの見せ方が楽しいしカッコいい。ゲームのムービーみたいな感覚。雰囲気違うなあ的なキャストで実写よりもキャラそのものだからまあかっこいい。ゲームベースだからこそバイオのフルCGは良いなあ。

何よりレオン君がめっちゃ良かった〜キザなセリフ回しが魅力だけど忠実に再現されてました。輩に絡まれたらオズの魔法使いに例えて「俺は木こりじゃない」とか「今度はドロシーか?」とか(うろ覚え)。その他セリフがいちいちおしゃれで堪らない。みんな大好き「泣けるぜ」も聞けましたし。最高です。
話も面白かったけど終始レオン君に悩殺された回でした。
2022-04-06