第一次世界大戦の幕開け、祖国の戦火を止めるべく頑張る紳士服店のおじさんとその使者。
クリスマスにキングスマン。いやー待った。公開延期され倒してやっと鑑賞。これまでのキングスマンを期待していたならばこれはちょっと違かった。第一次世界大戦真っ只中の真面目なやつだった。 ノリでゴリ押ししてた前作までと違い全体的に真面目なトーンでお祭りシーンやジェノサイドはあんまり無い。戦争メインだからかおふざけも控えめだ。唯一ラスプーチン戦は楽しかった、見事な踊り斬り。ヤングが狙われると見せかけてレイフ・ファインズいくのも面白い。私もお父さんの方が好きだ。 にしてもお父さん主役だとは思ってたけど息子の展開は悲しかった。あちゃー……という無慈悲な展開、お父さんのメンタルが心配だ。アーロン・テイラー・ジョンソン出てるのは知らなくて密かにテンション上がった。地味にサスペンス要素もあったけど、あのスケジューリングでそんな頻繁にあのアジトに行けるか? というツッコミどころはあるけど映画だからいいのだ。 英独露のトップを好き放題してたけどガチ勢には怒られないのかな。ミドルクレジット後のアレも滅茶苦茶だけどそのノリがキングスマンっちゃあキングスマン。そして使者のおじさんが死ななくて本当に良かった。尚且つレイフ・ファインズがあんなに動けるのも凄かった。 前作までの大興奮は無かったけど、これは誕生秘話的ポジションで正式なキングスマン3はそのうち出るらしいのでそっちに期待しておこう。