疲れたのでステイサム、すこぶる評判の良いやつを観る。うおお、面白い。バトルフロントと聞いてたのに開幕「Homefront」で玄関……?と気になってしまった。あとで調べたら「銃後(じゅうご)」だと。初めて聞いたけど"戦争中にある国の一般人の人口・彼らの活動"らしい。へえぇ〜。カタギになった後バリバリに戦うステイサムのことを言っているのか。あとは家戦が多かったから意味を掛けてるとも思える。ハハハ。
序盤はちょっと不穏なモンスターペアレントに子供の喧嘩でイチャモンつけられてたから「お、凄腕ステイサムのご近所トラブル物語か」と思ってたけどやっぱりそんな規模では終わらない。怒ったモンペが腹いせに自分の兄を呼びつけてステイサムをこてんぱんにしてほしいと頼むが、その兄の調べによりステイサムの過去と麻薬組織の絡みがバレてしまう。薬の売人でもある兄は組織にステイサムを売って市場拡大を企み始める……。今回もステイサムは元"その手のプロ"である。最初からずっと強い、最高。
素敵なお父さんとしてごく常識人の振る舞いをするけども手を出されたら叩きのめす、黙ってやられるほどの平和主義ではないそのスタイルがエキサイティング。いや〜アクションというかその導入も毎回良かったなあ。うおー! というよりイェーーイ! なかっこよさ。大興奮。今回のステイサムはきちんと警告を出してからファイトする。娘も身を守るために戦いを教わってるの好き。女子も強くあるべき。ことの発端である悪ガキは確かにいやなやつだけどあんな両親に囲まれてちゃ同情する……。旦那はただただヘタレなんだな。
やばい奴扱いされてる兄がそんなに大したことしてないのがちょっとカリスマ性に欠ける。少年たちに怒鳴り散らかしたとこだけじゃない? それも少年とか部下とか愛人とか妹とか、自分より弱い者にしか威厳見せられてないし、正直小物に見えてしまう。ステイサムへの嫌がらせもやることちっちゃかったしね。そういう演出なのかもしれない? けど、元は妹のご近所トラブルに巻き込まれた立場だからそれは気の毒。自分だったら100%断る案件。当人たちで解決すべき。というかまずどちらが悪いのか、大人になるべきだ。
何よりもどれよりも猫が無事に帰ってきてくれたのがありがたかった。敵地でもちゃんと餌与えられてたのは心温まる。あの猫、別に脅しにも使ってなかったし本当にただ盗んだだけだったのかな。ところでハッチとの進展はどうなるのだろう。
2021-11-03