ターミネーター3

Tarminator 3: Rise of the machines

避けられない審判の日、未来の希望を守るマシンと狩りに来たマシン。

ターミネーター3

Tarminator 3: Rise of the machines

映画は2作目まで、という風潮を植え付けた代表であろうターミネーターシリーズ3作目。2をめちゃくちゃに観てる割に3の記憶がほとんど無いし周囲も無かったことにしているし2の正統派続編なんてのも出たから正直そんなに興味も無かったけどBSでやってたので観てみる。
 どーしてかやっぱりそんなに盛り上がらない。序盤はテンポも良くギャグもあり何だ、楽しいじゃないの! と思ってたけど、ど〜……してか失速していく。主人公にそんなに魅力が無いのがまずいと思う。これは自分的にだんだん興味を失っていく最も典型的な例・主人公に魅力が無い……。1、2をご覧よ、サラ・コナーにカイル・リースに少年ジョン・コナーにヤベェ敵。キャラクターが軒並み魅力的で目が離せないワクワク感がずっとあったけど今回は大人ジョン・コナーもヒロインもものすごく良いキャラかと言われると微妙である。セリフも行動もものの考え方も。そしてシュワちゃんとの関係性がどうにも中途半端で。1は未知の殺戮マシンだから「超怖い!」だけど大人ジョンは知ってるからそんなこと無いし、2は熱い絆を結んでいったけど今回はリセットスタートだからそんなことも無いし。どちらにも振り切れない。ほいで終盤の、ちょっと壊れたから襲ってしまう〜俺から離れろ〜みたいなのも蛇足にしか見えず盛り下がる。なんやねん……。
 ニュー・フェイト出しちゃうくらいだからジェームズ・キャメロンも微妙だったんだろうか。世論からなんとなく察するか……。1、2とがっぷり繋がってたから3でちょっと無関係な方に風呂敷広げた上に結果が何も変わらないのは確かにちょっとテンションは下がる。後で2をもう一回観よう。
2021-05-31